11月 2010のアーカイブを表示中です。

フィレンツェと聞いて思い浮かべるのはルネッサンス美術だが、フレンツェには伝統芸術とコンテンポラリーアートが共存できる資質が根付いている。守るべき伝統を新しい形で再生していき、この街を常に活力のある新鮮な街として維持しているのだ。

若手デザイナーAlessandro Dentoniは、フィレンツェ大学の建築学部を卒業し、これまでにフィレンツェの街に関わる数々のプロジェクトに参加し、常にこの街への貢献に力を注いできた。

最新作のfreeは、現在までフィレンツェに綿々と続くマニファクチュアへの回帰を提唱し、デザインとアートの境を模索した作品である。

世界レベルでの大量生産システムが飽和した中にあって、手工業がいまだ根強く残るイタリアでは、デザイナーと職人のコラボレーションが今後の新たな方向を示している。

イタリアンデザイン、というと自然にファニチャーやヴィヴィッドな色彩のインテリアグッズが即座に頭に浮かぶが、なかなかどうしてグラフィックも面白い。

Design Libraryで定期的に開催されるコンファレンスVitaminaDでは、先日、若手グラフィックデザイナーAlessandro Costariolの作品が紹介された。

コーヒー豆のブランドKaffè FreskoのパッケージデザインではEuropean Designアワードより銅メダルを受賞し、トリエンナーレで開催されたエキシビジョン「Spaghetti Grafica」へ近年の作品を発表するなど精力的に活動を続けている。

ブティックMassa 29のリニューアルに際して、グラフィックと共にコーポレイト・アイデンティティのディレクションを手がけ、動物をモチーフにした奇抜なイメージ展開でその才能を見せている。

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